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健康塾通信 communication

正しい血圧の測り方

血圧とは血液が血管を押し広げようとする力のことです。

血圧が高い状態が続くと、自覚症状がなくても、血管に強い圧力がかかるため血管の内側が傷つきやすくなります。その結果、血管が詰まったり破れたりすることにより起こる脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などの病気になりやすくなります。
そのため、毎日血圧測定することにより自分の血圧を知ることはとても大切なことです。
家庭血圧は上の血圧135以上、又は、下の血圧85以上が高めの数字であると言われています。

・血圧計にはいくつか種類があり、腕に巻くもの、手首に巻くもの、指に巻くもの、などがあります。
一般的には腕に巻くものが最も正確とされ、日本高血圧学会も勧めています。

・1日2回(朝と夜)測定をしましょう。
朝:起床後1時間以内、排尿後服薬前朝食前、座った姿勢で1~2分安静にした後。
夜:就寝前、座った姿勢で1~2分安静にした後。

・歩いたり、飲食したりすると血圧は上昇します。測定前に運動、喫煙、飲食、カフェイン(コーヒー、お茶など)の摂取は控えましょう。

・測定する腕と心臓を同じ高さに保ってください。

・薄い着衣の場合は、その上にカフ(腕帯)を巻いてもかまいません。

・測定した値は必ず記録しましょう。


参考)日本高血圧協会「血圧手帳」
文責:看護師 石田明子