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健康塾通信 communication

認知症予防のための生活習慣

認知症は、加齢とともに誰にでも起こりうる症状です。100%予防できるものではありませんが、研究によって認知症の原因となる危険因子がわかってきているそうです。
認知症には様々な種類があり、なかには生活習慣に大きく関係しているものもあると言われています。
今回は、認知症予防のための生活習慣について紹介します。

・バランスの良い食事をしっかりと噛んで食べる
特に野菜や果物(ビタミンC、E、βカロチンなど)、魚(DHA、EPA)、オリーブオイルやアマニ油、またポリフェノールをしっかりと摂るように意識しましょう。
さらによく噛んで食べることで脳への良い刺激になります。

・適度な運動をする
週3回以上の有酸素運動(散歩など)をするとよいと言われています。詳しくは次回に紹介しますが、頭を使いながら運動をすることでさらに認知症予防の効果が高まります。

・まわりの人とのかかわりの機会を持つ
このご時世で、なかなか人と接する機会をつくることは難しいかもしれません。しかし、人と接することは脳への良い刺激になります。ご家族との会話の機会を増やしたり、お友達と電話をしたりするなど、人とのかかわりを持つようにしましょう。

・朝起きたら、太陽の光を浴びる
朝の太陽の光を浴びることで、体のリズムが整います。また、お昼寝は1日のリズムを崩さないよう、30分以内にするようにしましょう。

・5感を使う(見る・聞く・嗅ぐ・触る・味わう)
人間の5感を使うことで、脳が活性化されます。美しい景色を見たり、好きな音楽を聴いたり歌ったり、ペットを撫でたり、美味しいものを食べたりと、5感を使うことを生活の中に取り入れてみましょう。楽しいな、いい気分だな、と思えるようなことができたら、さらに良いですね。

文責 看護師 野口葉月