今回は、認知症予防のための運動、脳トレについて紹介します。
頭と体を同時に使うことで、脳の機能が活性化され、認知症予防に効果的であると言われています。
国立長寿医療研究センターが開発した、「コグニサイズ」という運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせたものが、認知症予防として多く実践されています。
コグニサイズを2種類紹介します。
コグニステップ
両足で立った状態から、1で右足を右横に出す、2で右足を元に戻す、3で左足を左横に出す、4で左足を元に戻すステップを1セットとして繰り返しながら、3の倍数のステップの時に拍手をします。
3の倍数で間違えずにできたら、前後のステップも加えてみたり、3以外の倍数で行ってみたりなど、応用して行います。
コグニウォーク
上半身を起こして大股で歩きながらしりとりや計算などを行いながら歩きます。
しりとりや計算に限らず、俳句を考えたり一緒に歩く方とお話をしたりなど、楽しめるものがいいと思います。楽しいという感情は、脳を活性化するともいわれています。
また、明日の予定を考えながら家事をしたり、昨日の食事メニューを考えながらストレッチをしたりなど、考えてみると意外と日常の中でできることもたくさんあります。ぜひ、できそうなことからチャレンジしてみてください。