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健康塾通信 communication

慢性便秘症

慢性便秘症について

慢性便秘症診療ガイドライン2017では、便秘は「本来体外に排出すべき糞便を排出できない状態」と定義されています。排便回数の減少、残便感、腹部膨満感などの症状がよく言われます。肩こり、肌の不調、イライラなどが合併することもあり、高じると治療が必要となります。

軽症から重症まで合わせると、日本人の10~20%は便秘であるといわれています。便秘には様々な原因があり、ときには大腸癌などの重大な疾患が隠れていることもありますので、定期健診は必ず受けてください。

 

慢性便秘症の主な原因

水分摂取量が少ない。

大腸の運動低下。

便意の我慢。

過度な食事制限。

ストレスなどがあります。

 

まずは食生活、生活環境の改善が必要です。

食事を3回きちんととる。

水分をとる。

食物繊維を多くとる。

脂肪分の少ない食事をとる。

睡眠をしっかりとる。

便意を我慢しない。

適度な運動をするなどです。

 

便秘薬の種類

胆汁酸トランスポーター阻害薬(グーフィス):

腸内への水分分泌と腸の動きを活発にして、排便を促します。

 

浸透圧性下剤(マグミット、酸化マグネシウム、モビコール):

腸内の水分量を増やし、便をやわらかくし、排便回数を増やします。

 

上皮機能変容薬(アミティーザ):

腸内の水分分泌を促し、便をやわらかくします。

 

膨張性下剤(バルコーゼ):

腸内の水分を保ち、便の形状を整え、便の量を増やします

 

刺激性下剤(センノシド、プルゼニド):

大腸の神経に作用し、腸の動きを活発にします。

 

便秘薬にはいろいろな種類があります。ご自身の判断で市販薬を常用し、症状が悪化する方もあります。きちんと診察を受け、医師の指示で内服をしましょう。

 

文責 院長 鳥越勝行