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健康塾通信 communication

運動のおすすめ

適度な運動には、生活習慣病予防老化防止などさまざまな効果があり、私たちの生活を健康でより良いものにしてくれます。若々しく元気な毎日を過ごすために、普段の生活に運動習慣を取り入れてみませんか?

〈運動の効果〉

・心肺機能が強くなる。

運動をすることで、肺での酸素の取り込みの効率が良くなります。さらに心臓のポンプ機能が高まり、血行が良くなります。また、運動により筋肉も増えます。足の筋肉2の心臓と言われており、心肺機能をサポートします。

・血液がきれいになり、血管の老化予防になる。

運動をすると、悪玉コレステロールが減り血圧の降圧効果も得られます。動脈硬化を防ぎ、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの病気の予防につながります。

・骨が丈夫になる。

運動により踵や膝の骨に刺激が加わります。すると、骨を作る細胞の働きが活発になり、骨が丈夫になります。骨粗しょう症の予防にもつながります。

・認知症予防になる。

体を動かす信号を出すのは脳です。そのため、体を動かすと脳に刺激が与えられ、認知症を予防・改善する効果が期待できます。また、気分のリフレッシュ効果があります。気分が明るくなり、前向きな気持ちになります。

・抵抗力がつく。

適度な運動をすると免疫機能が高まり、病気に対する抵抗力が増します。

・便秘の改善になる。

運動により腸が動くことで、日本人に多い弛緩性便秘(腸の蠕動運動の低下により、便が腸の中を通過する時間が長くなり、便が硬くなってしまう)の予防・改善につながります。

・睡眠の質が良くなる。

運動による適度な疲れやリラクゼーション効果により、夜間の睡眠が良質なものになります。

 

運動には上記のようなうれしい効果がたくさんあります。

歩くことが難しい方は、椅子に座りながら足踏みをしたり、ベッドの上で体を動かしたりすることも、良い運動になります。無理をせず自分に合った運動をしましょう。

寒い日や体調がすぐれないときには無理をせず、ご自分のペースで運動を取り入れてみてくださいね。また、運動の際はこまめに水分補給をするようにしてください。

 

文責 看護師 野口葉月